2012年11月18日
米寿祝 トーハキユーエー
米寿、88歳を祝う。
祖母でも、祖父でもありません。

9/13のblogでも紹介した
旧大宜味村役場庁舎のトーハキユーエーです。

庁舎を設計した
風土建築家/清村勉氏
沖縄の風土にあった建物。
今では、殆どの建物が鉄筋コンクリート(RC)で造られていますが、
清村氏が庁舎を設計した当時は、
沖縄では、石造りの建物は『墓』というイメージしかなく
村民に受け入れてもらえなかったそうです。
清村氏は、知識や技術をただ村民に押し付けるのではなく
まずは、RC構造のトイレを造り、
台風や火災などに強い。ということを伝え
村民を納得させ施工にあたったそうです。
使う人に寄り添い、知識や技術を提供する。
考えて、考えて物を造り出す。
それで生まれてきた物は、我が子同然。
そんな建物が、
本土復帰復興の波で解体が決まっても…
『ひとびとから惜しまれながら壊されていくのですから私も満足です』と笑顔で話されたそう。
既に解体されてしまった、金武小学校や伊是名小学校等…
今も残っていたらな…
清村氏の深い愛。
物質はいつか滅びてしまうけど、
人を想う心。
大宜味大工の技術。は繋いでゆきたいです。
次は、何のお祝いかな♪
祖母でも、祖父でもありません。
9/13のblogでも紹介した
旧大宜味村役場庁舎のトーハキユーエーです。
庁舎を設計した
風土建築家/清村勉氏
沖縄の風土にあった建物。
今では、殆どの建物が鉄筋コンクリート(RC)で造られていますが、
清村氏が庁舎を設計した当時は、
沖縄では、石造りの建物は『墓』というイメージしかなく
村民に受け入れてもらえなかったそうです。
清村氏は、知識や技術をただ村民に押し付けるのではなく
まずは、RC構造のトイレを造り、
台風や火災などに強い。ということを伝え
村民を納得させ施工にあたったそうです。
使う人に寄り添い、知識や技術を提供する。
考えて、考えて物を造り出す。
それで生まれてきた物は、我が子同然。
そんな建物が、
本土復帰復興の波で解体が決まっても…
『ひとびとから惜しまれながら壊されていくのですから私も満足です』と笑顔で話されたそう。
既に解体されてしまった、金武小学校や伊是名小学校等…
今も残っていたらな…
清村氏の深い愛。
物質はいつか滅びてしまうけど、
人を想う心。
大宜味大工の技術。は繋いでゆきたいです。
次は、何のお祝いかな♪
Posted by muni at 08:35│Comments(0)
│沖縄